"ABマップでの分類では"A"となる"Basileus αⅡ（バシレウスアルファツー）"。 手元から中間部まではしなりを抑え、先端～先中部を強烈に走らせる設計。 手元～中間部のしなり感の指標となるC/B値は、0.66（60/S）とハードにセッティング。 スイングのパワーを先～先中部へ集中させる設計により走りと弾きで飛ばすシャフトとなります。 ボールのつかまりやすさを表したT/C値は0.45（60/S）で、ボールはつかまり易くなっています。 しかし低トルク設計により思い切り叩いても左へのミスが出現しにくい設計になっており、 スインガー向きながら厚いインパクトを感じることができます。 初代αⅡと比べて、先端部の70tクロスバイアスシートが余分なトルク(ねじれ）を押さえ込み、 よりシャープに、スイング軌道へ集中した動きを見せます。 αは愚直なまでの先端の疾走により、ハードスインガーにマッチする頼れるシャフトと言えます。